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東京地裁では、2025年5月1日(木)、5月12日(月)の2期日にわたって、前回に引き続き被告側専門家証人に対する証人尋問期日が開かれます(いずれも103号法廷での開催です)。
5月1日は2月10日に行われた2人目の証人に対する反対尋問、5月12日は3人目の証人の主尋問が行われます。
被告側の証人が、原告たちを前に何を語るのか、ぜひ法廷で確認してください。
期日を傍聴できない方のために、法廷外企画も準備しています!
【5月1日(木)のスケジュール】
10:10 裁判所前リレートーク
10:30 傍聴券抽選結果発表
11:00 開廷
※法廷外企画 @弁護士会館(508AB)
17:30 報告集会 @ビジョンセンター有楽町306
【5月12日(月)のスケジュール】
12:40 裁判所前リレートーク
13:00 傍聴券抽選結果発表
13:30 開廷
※法廷外企画 @弁護士会館(509)
16:30 報告集会 @ビジョンセンター有楽町306
★法廷外企画と報告集会の会場が確定しましたので、最新の案内をご確認ください(法廷外企画のみ、両日で会場が異なりますのでご注意ください)。
2025年2月3日(月)午前11時から、HPVワクチン薬害東京訴訟の口頭弁論期日が開かれ、昨年11月18日に口頭弁論期日で被告側専門家証人として証言した近畿大学医学部微生物学教室主任教授の角田郁夫氏に対する原告側からの反対尋問が行われました。
裁判に先立ち、東京地方裁判所前では、支援者ら、原告らによるリレートークが行われました。
支援者を代表して、東京支援ネットワーク代表の隈本先生から副反応検討部会での報告が紹介されました。
原告3番の父からは、裁判に時間と命を懸けている、決して反ワクチンという立場ではなくワクチンは必要だと思うが、ワクチンの接種が自由に選べるような社会になることを願っていますと発言がありました。
薬害肝炎の原告団代表からは、薬害が繰り返されていること、若い世代に同じ思いをしてほしくないと発言がありました。
弁護団からは、関口弁護士からこの日の裁判のことを説明しました。
【期日前リレートークの様子】
角田証人は昨年の主尋問で、「HANS(HPVワクチン関連神経免疫異常症候群)」に関する研究成果として裁判所に提出されるなどした基礎研究論文や臨床研究論文を批判し、その内容及び知見には問題があると述べていました。
反対尋問では、角田証人の主尋問に対する疑問やあいまいな点を弁護団から指摘しました。
その結果、角田証人が主尋問の内容について何点か修正する場面もありました。
弁護団としては、角田証人の証言内容が信用性に乏しいことを立証できたものと考えております。
裁判期日終了後には、TKP新橋CCにて報告集会が開かれました。
鮎京弁護士から角田証人の所属や研究分野等について説明した上で、角田証人の反対尋問を担当した松本弁護士、水口瑛葉弁護士、中西弁護士、矢吹弁護士、木下弁護士から、それぞれのパートについて解説しました。
また、東京支援ネットワーク代表の隈本さんから、2025年1月24日に行われた副反応検討部会と安全対策調査会の合同会議での報告が紹介されました。
原告家族からは、報告集会で弁護士の話を聞いて合点がいった、証人が不誠実であり患者の声を聞いていないという感想も聞かれました。
【報告集会の様子】
引き続きのご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
HPVワクチン薬害東京訴訟では、2025年2月3日(月)、10日(月)と2週にわたり、被告側専門家証人尋問期日が開かれます。
2月3日には、2024年11月18日に主尋問が行われた角田郁生医師の反対尋問が、2月10日には、被告側から新たに証人の申請があった中村好一医師の主尋問が、それぞれ行われます。
是非大勢の方に傍聴にお越しいただきますよう、お願い致します。
【スケジュール】 ★各日のスケジュールや報告集会の会場が異なるのでご注意ください。
2月3日(月)
10:10 裁判所前リレートーク
10:30 傍聴券抽選結果発表
11:00 開廷 @東京地裁103号法廷
17:30 報告集会 @TKP新橋CC
2月10日(月)
12:40 裁判所前リレートーク
13:00 傍聴券抽選結果発表
13:30 開廷
16:30 報告集会 @ビジョンセンター有楽町
※従前のご案内から報告集会の開始時間を早めておりますのでご注意ください。
※従前のご案内からチラシの内容に一部修正・追記がございますのでご注意ください。
2024 年11月18日(月)午後1時30分から、HPVワクチン薬害東京訴訟の口頭弁論期日が開かれ、全国で2人目の被告側専門家証人の主尋問が行われました。
裁判に先立ち、東京地方裁判所前では、支援者らによるリレートークが行われました。
原告を代表して平原さんのお母様が参加者や通行人に向けて、これまでの訴訟の進行を受けての想いや支援への呼びかけを、力強い口調で語りかけていました。また、名古屋訴訟の原告のお父様も、応援に駆けつけてくださいました。
また、支援者を代表して、支援ネットワークの江川さん、浅川さんがマイクを持ち、支援活動の経過報告と、今日の期日に向けた思いを語ってくださいました。
加えて、弁護団から、水口共同代表、山西共同代表が、今回の被告側専門家証人が証言するであろう内容を踏まえ、その内容の持つ問題点などを解説していました。
【期日前リレートークの様子】
今回、被告側専門家証人として証言したのは、近畿大学医学部微生物学教室主任教授の角田郁夫氏です。被告側専門家の証人尋問は、10月7日に行われた福岡地裁の裁判期日に引き続き、2人目となります。
角田証人は、免疫学、ウィルス学の研究者として、「HANS(HPVワクチン関連神経免疫異常症候群)」に関する研究成果として裁判所に提出されるなどした基礎研究論文や臨床研究論文を批判し、その内容及び知見には問題があると述べました。
とりわけ原告側専門家証人である鳥越俊彦氏の証言内容を批判し、HANSの発症機序(症状発生にいたる生物学的メカニズム)に関する原告主張を、否定する供述内容となりました。
この日は被告側(製薬会社)による主尋問のみが行われ、次回2025年2月3日(月)に行われる原告側反対尋問では、角田証人の供述に対する問題点、疑問点の指摘や、反論を行う予定です。
裁判期日終了後は、ビジョンセンター有楽町にておいて報告集会が開かれました。
弁護団鮎京弁護士から、角田証人の供述内容について、事前に提出されていた鑑定意見書を含めた解説がなされました。
原告33番さんのお父様、9番さんのお母様、35番さんのお母様がマイクを取り、今回の証人尋問を傍聴して、“机上の空論であり、被害者のことを見ていないように感じた”、“HANSの批判をするよりも、被害者の症状に向き合って治療法を研究するのが科学者の責任なのではないか”といった意見を述べておられました。
支援ネットワークの隈本さんは、2024年11月17日(日)に宮古島で開催された「HPVワクチン ほんとうのこと お話会」の様子を報告し、九州原告の梅本美有さんがお話しになった内容を、紹介していました。
【報告集会の様子】
次回、2025年2月3日(月)の東京訴訟期日には引き続き角田証人が出廷し、原告側からの反対尋問が行われます。
また、同年2月10日(月)には東京訴訟で2人目の被告側専門家証人となる中村好一氏の主尋問の予定も入りました。
この間、弁護団からは、これまでの立証の到達点として「声明 HPVワクチン薬害訴訟の原告本人尋問(前半)を終えて」と「原告側専門家証人6名が示した医学的知見」を公表しています。
こうした私たちの見解を是非ご覧いただいた上で、被告側専門家証人の証言を聴いてください。
2024年12月14日(土)には、名古屋市立大学において、薬害根絶フォーラムも開催されますので、あわせてご案内いたします。
引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。
今後の裁判スケジュールはこちら
2024年11月18日(月)にHPVワクチン薬害東京訴訟の被告側専門家証人期日が開かれます。
10月7日に行われた福岡地裁の尋問期日に引き続き、2人目の被告側専門家証人の主尋問期日です。
今回、被告側の専門家証人として証言するのは、近畿大学医学部微生物学教室主任教授の角田郁生氏です。
角田氏が原告や傍聴者を前にして何を語るのか、傍聴席で見届けてください。
尋問期日終了後(16:30頃の見込み)、報告集会も企画しておりますので、是非ご参加ください。
【スケジュール】
12:30~12:50 裁判所前リレートーク
13:00 傍聴券抽選締切り
13:30~16:00頃 尋問 ※法廷外企画も予定しています。
過去の記事はこちらから確認できます。