HPVワクチン薬害名古屋訴訟のオンライン期日が開催されました

 2021年8月25日(水)午後2時よりHPVワクチン薬害名古屋訴訟の期日が開かれました。今回も、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインでの期日となりました。当日の午後6時からは、オンラインで報告集会を行い、多くの方にご参加いただきました。

 報告集会では、名古屋弁護団代表の堀弁護士から、今回の期日で提出した書面の説明や、この間の活動状況等について報告しました。

 また、全国弁護団共同代表の山西美明弁護士からは、前日に行われた薬害根絶デーでの厚生労働省での協議の場において、参加した東京原告が、HPVワクチンの副反応症状に関する治療体制を確立してほしいと訴えたことなどを報告しました。

 報告集会には、遠隔地からの支援の方にも大勢ご参加いただくことができました。
支える会・北海道の代表・浅川身奈栄さんからは、8月22日(日)に行われた薬害根絶デーin札幌で、札幌駅前で街頭活動を行い、ポケットティッシュやうちわ等をセット組みしたものを200部配布したことをご報告いただきました。街頭活動後のオンライン集会には、70名もの方々が参加されたそうです。

 このほかにも、岡山や静岡から参加された方々から、各地の状況についてご報告いただいたほか、九州原告の梅本さんから、「支える会大分」の発足や活動状況をお話しいただき、都道府県や地域の垣根を越えて、支援の輪が大きく広がってきていることを感じました。
 名古屋原告の落合さんからも、7月31日(土)に行われた三重県での勉強会において各地の自治体議員さん同士の横のつながりができつつあることに励まされたとの感想を伝えました。

 こうした支援の広がりをさらに大きくしていくために、今後も活動を続けていきたいと思います。

 次回の名古屋期日は12月1日(水)です。当日午後6時からオンラインで報告集会を開催致します。
 引き続きのご支援をどうかよろしくお願い致します。