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2021年2月15日(月)18時から、東京訴訟期日の報告集会がオンラインで開催されました。
まず、東京弁護団代表の水口真寿美弁護士から、本日の期日において原告から提出した書面について簡単な解説と、各自治体に対して、厚生労働省が改定したリーフレットを配布しないように求める活動を行っていること、三原厚労副大臣に対して抗議を行ったこと等の近時の情勢と活動が報告されました。
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次に、東京弁護団の紙子陽子弁護士から、HPVワクチンの接種率が⽐較的⾼いオーストラリアとイギリスでも、接種した世代の⼦宮頸がん罹患率は減少していないというデータについて説明がなされました。
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続けて、HPVワクチン薬害東京訴訟原告の酒井七海さんから、パワーポイントを用いながら、自身の副反応被害や周りの方々から受けたサポートの経緯、大学院を卒業した後の将来がわからない、という不安などが語られました。また、原告の皆さんは副反応に対する治療法がないこと、副反応が周囲に理解されないこと、という大きな苦しみを抱えていて、同じような被害者を生まないように、ワクチンを打たない選択肢を世の中が受け入れてほしい、と訴えました。
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また、杉並区議会の曽根文子議員からは、本日の杉並区議会で、HPVワクチンと副反応被害に関して区議会で一般質問を行ったこと、多くの自治体が同じような一般質問を議会で行い、自治体としてさらなる副反応被害を生まないことを公にし、連帯していくことが重要だとメッセージがありました。
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そして、HPVワクチン東京訴訟支援ネットワークの代表である隈本邦彦さんからは、昨年に行った支援ネットワークの第4回総会及び記念シンポジウムといった活動や、原告に激励の年賀状を送ったことといった活動報告がありました。
また、ずっと支援を続けること、輪を広げることが重要であること、最後は世論が味方になってくれる、といったメッセージがありました。
最後に、東京弁護団の鮎京眞知子弁護士から、作曲家ベートーベンの言葉「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」を引用したエールがあり、オンライン報告会は閉会となりました。
全国各地から87人の方の参加がありました。オンラインでの報告集会には多くの方が参加できるというメリットがあるので、今後も活用していきたいと思います。
本日参加してくださった皆様に、あらためて心から御礼申し上げます。
次回の東京期日は5月13日です。当日の予定などは、新型コロナ問題の情勢などを確認の上で2週間前にはお知らせできると思います。どうか今後ともご支援よろしくお願いいたします。