平成28年8月23日、全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)へのHPVワクチン薬害訴訟全国原告団の加盟が正式に承認されました。
加盟承認に当たり、これまでの様々な薬害で被害を体験された薬害被害者の方々からは、HPVワクチン被害者のためにできることをしてきたいという、暖かい励ましの言葉をいただきました。
薬被連は、サリドマイド・スモン・薬害エイズ等の薬害被害者団体によって構成される連絡会です。
毎年8月には、薬害エイズ訴訟を契機として厚労省中庭に「薬害根絶誓いの碑」が建立されたことを記念して、実行委員会とともに薬害根絶デーというイベントを東京で開催するとともに、医薬品行政を担当する厚生労働省や、医学教育・薬害教育に関わる文部科学省との間で、薬害に関連する様々な課題について、定期協議を行っています。
この数年、薬害根絶デーでは、HPVワクチン薬害がテーマとして取り上げられてきました。また厚労省・文科省協議でも、HPVワクチン薬害の原因究明や被害者に対する教育現場における配慮等が課題として提示されてきました。
今後は、薬被連の正式加盟団体としての全国原告団が、こうした取り組みにも関わっていくこととなります。