公式Twitterアカウントはこちらからご覧下さい。
「子宮頸がん予防ワクチン」とのふれこみで接種されたHPVワクチン(グラクソ・スミスクライン社製のサーバリックスとMSD社製のガーダシル)によって、全身の疼痛、知覚障害、運動障害、記憶障害等の深刻な副作用被害が発生し、全国の多くの被害者が今なお苦しんでいます。
被害者は、2013年3月に「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を結成し、多くの方の支援を得て活動し、2015年3月には全面解決要求書を国と企業に提出しています。
確かに、これまでに接種の一時停止、副作用被害救済制度の適用の拡大など一定の前進はありました。しかし、真の救済や再発防止にはほど遠い状況にあります。製薬企業2社は、いまだに被害を認めようとせず、接種の積極勧奨再開への働きかけさえ行っています。
そこで、訴訟を提起せざるを得ないと決断しました。
被害者の願いは、将来にわたって医療や生活全般にわたって安心して生きていけるようにすること、また、真相を明らかにして被害をくりかえさないようにすることです。
訴訟により国と企業の法的責任を明確にし、それを基盤に真の救済と再発防止を実現していきたいと考えています。
2022年4月から、私たちの反対にもかかわらず、HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の勧奨が再開されました。
HPVワクチンの副反応症状の特徴は、頭痛、全身の疼痛、知覚過敏、脱力、不随意運動、歩行障害、激しい倦怠感、睡眠障害、記憶障害、学習障害など、多様な症状が一人の方に重複して出ることです。
接種から時間が経った後に症状が出てくることも少なくありません。
根本的治療法は確立しておらず、国が指定した協力医療機関を受診しても適切な治療を受けられなかったという声も届いています。
(副反応症状についての詳しい情報については、リーフレットや知見のまとめをご参照下さい)
私たちは、治療法の研究開発や、真に被害者が望む医療の提供、救済を求めています。
そして被害がこれ以上拡大することを防ぐためにも、新たな被害に関する情報の集約を進めています。
お心当たりの方は、以下の入力フォームから、情報をお寄せ下さい。
■2024年
11月18日 13:30~ 東京地方裁判所(被告側専門家証人②主尋問)
11月25日 14:00~ 名古屋地方裁判所(被告側専門家証人③主尋問)
12月23日 14:00~ 大阪地方裁判所(被告側専門家証人④主尋問)
■2025年
1月20日 福岡地方裁判所(被告側専門家証人①反対尋問)
1月27日 福岡地方裁判所(被告側専門家証人⑤主尋問)
2月 3日 東京地方裁判所(被告側専門家証人尋問②反対尋問)
2月10日 東京地方裁判所(被告側専門家証人⑥主尋問)
2月17日 名古屋地方裁判所(被告側専門家証人⑦主尋問)
2月27日 名古屋地方裁判所(被告側専門家証人尋問③反対尋問)
3月10日 大阪地方裁判所(被告側専門家証人尋問④反対尋問)
3月18日 大阪地方裁判所(被告側専門家証人⑧主尋問)
4月14日 福岡地方裁判所(被告側専門家証人⑤反対尋問)
4月21日 福岡地方裁判所(被告側専門家証人⑨主尋問)
5月1日 東京地方裁判所(被告専門家証人⑥反対尋問)
5月12日 東京地方裁判所(被告側専門家証人⑩主尋問)
5月19日 名古屋地方裁判所(被告側専門家証人⑪主尋問)
5月26日 名古屋地方裁判所(被告側専門家証人⑦反対尋問)
6月10日 大阪地方裁判所(被告側専門家証人⑧反対尋問)
6月19日 大阪地方裁判所(被告側専門家証人⑫主尋問)
(以下未定)
*各尋問期日の開始時刻等、各日程の傍聴に関する詳しいご案内は別途お知らせします。
*原告本人尋問は午前を含む場合は午前と午後で合計3名、午後のみの場合は2名の実施が予定されています。
(2024/11/8更新)
2024年11月18日(月)にHPVワクチン薬害東京訴訟の被告側専門家証人期日が開かれます。
10月7日に行われた福岡地裁の尋問期日に引き続き、2人目の被告側専門家証人の主尋問期日です。
今回、被告側の専門家証人として証言するのは、近畿大学医学部微生物学教室主任教授の角田郁生氏です。
角田氏が原告や傍聴者を前にして何を語るのか、傍聴席で見届けてください。
尋問期日終了後(16:30頃の見込み)、報告集会も企画しておりますので、是非ご参加ください。
【スケジュール】
12:30~12:50 裁判所前リレートーク
13:00 傍聴券抽選締切り
13:30~16:00頃 尋問 ※法廷外企画も予定しています。
HPVワクチン薬害訴訟全国弁護団のサイトにはわかりやすいQ&Aを掲載しています。
HPVワクチンが安全だとする見解の誤りについても詳しく説明してあります。詳細は以下の項目を是非ご覧下さい。
Q41 WHOはHPVワクチンが安全だとして接種を積極的に勧めているようですが、どのような問題がありますか?
Q42 厚生労働省研究班(祖父江班)が行った疫学調査の結果や問題点を教えてください。
Q43 厚生労働省が現在配布しているリーフレットの問題点を教えてください。
Q44 日本産婦人科学会はHPVワクチンの積極的勧奨を再開するよう求めているそうですが、この声明の問題点を教えてください。
Q45 名古屋市が行った調査に関する論文についての問題点を教えてください。
Q46 HPVワクチンが子宮頸がんの前がん病変を生じさせるリスクを減少させるものであり、死亡を含む重篤な有害事象の増加も認められないと結論づけた「コクラン・レビュー」の問題点について教えてください。
(Q&A全体のトップページはこちらからご覧いただけます)
HPVワクチン薬害訴訟についてのQ&Aについては、こちらをご覧下さい。
全国原告団・全国弁護団の活動の様子、これまでの裁判の様子などについてはこちらを御覧下さい。
東京弁護団
【担当地域】北海道・東北地方・関東地方・新潟県・長野県・山梨県
03-6268-9550
名古屋弁護団
【担当地域】愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・福井県・石川県・富山県
052-212-8006
大阪弁護団
【担当地域】関西地方( 三重県を除く)・中国地方( 山口県を除く)・四国地方
06-6316-8824
九州弁護団
【担当地域】九州地方・沖縄県・山口県
092-409-8333